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2010/02/08

今年のセンター試験

 受験生は、国公立大学への出願も終わり、最後の追い込みまっしぐらの今日この頃。

 後ろは振り返っちゃいけない時期ではありますが、今年のセンター試験に文句を言いたいと思います。

 今年のセンターは、政経、国語、数学ⅠA、化学Ⅰ、物理Ⅰが、難化ということだったのだけれど。

 受験生心理の影響も相まって、たくさんの受験生が泣くはめになり(特に理系)、大荒れとなった模様。

 実際の試験問題や、ネットで見たり、実際に聞いたりした話を元に類推すると、こんな感じだったらしい。

 センター1日目。国語の難化で気落ちしながらも、自分を奮い立たせて受けた英語。

 「うわ、いきなり形式変わってるし」

 ちっちゃなことでも、受験生は動揺する。しかも、国語の失点を英語で取り返さなきゃなんないという焦りが追い打ちをかける。

 そして、ラストから2番目の大問5。

 「なんじゃこりゃ~」

 形式変わるわ、ややこしいわで、悪戦苦闘。

 「あっ、いっけね~! ラストの長文読む時間がっ!」

 英語は易化したと言われながら、去年とあんまり平均点が違わないのは、たぶんこのせい。

 そして、理系受験生が、国語と英語の失敗を、数学と理科で挽回することを誓った2日目。

 数学ⅠAは理系にとっては大得点源。文系受験生も、数学ⅠAならまあなんとかなるかなという子も多いはず。

 大問1と2。

 「ちょろい、ちょろい」

 大問3。

 「これもちょろそう……う、ぐ、むむ……ソンナバカナ」

 数学ⅠAの試験が終わった時点で、数多くの受験生が抜け殻になっていたと思われ。

 易化していた数学ⅡBだが、抜け殻と化していた彼らには、もはや何の慰めにもならず……。

 頼みの綱の化学と物理は、怒涛の難化(易化した生物とは平均点で15点以上の差がついた)。

 世の中は絶不況で、国公立しかダメと言われている子も多かったでしょう。そのプレッシャーもあったかもしれません。

 文系受験生だって、点を稼げるはずの国語が伸びなかったのは痛かった。数学が苦手な子は、悲惨なことになってるはず。

 さらに文系で、生物じゃなく化学で受験した人(男子にいたりする)は、生物受験者との点差に泣くことになった。

 案の定、予備校発表の各大学ボーダーラインは、軒並み下がってた。特に理系の下がり具合が著しい。

 受験校のランクを下げる羽目になった受験生は多いと思う。下げても受けられる子はいいけれど、受験できなくなった子もいるはず。

 経済的に国公立しか行かせられないという家庭も多そうだし、きっと親御さんたちはふがいないって自分を責めてるだろう。

 ランクを下げないで済んだ子達も、下げてそこを受ける子達がライバルに含まれてるっていう不安要素があるし。

 例年より倍率が、はんぱなく高くなっちゃったところもあるし。

 今年の国公立の二次試験は、荒れそうな予感がします。

 文句を言いたいのは、どうして毎年同じような難易度の問題が作れないのかということ。おりこうさんな人たちが大勢集まって作っているはずなのに。

 しかも今年は、ご丁寧に複数科目でやっちゃってくれているというていたらく。

 『ゆとり教育』で学習内容を削っておいて(そういえば、これも偉くて賢い人たちのしわざだったっけ)、こういうことするかなあ(そういえば、なんか、ゆとり教育の弊害とかいっぱい言われて最近元に戻ったけど、ゆとり教育されちゃった世代はいったいどうなるの? 誰か責任を取ってくれるんだろうか?)。

 センター試験は一発勝負なんだから、問題作成にはもっと細心の注意を払ってほしい。

 いつも泣きを見るのは受験生なのが、すごく腹が立ちます。

 追記:理工系の受験生が今年はたまたまいなかったのと、国語ができていたおかげで(神様に感謝しましたとも)うちの塾の子達は、なんとか『被害』が最小限ですみました。

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