篤姫 第7話「父の涙」
父上……
今回の大河の特徴なのかな。淡々さらりと描きながら、ポイントで深い。
菊本の死からあっという間にお城入りの日まで駆け抜けた展開の速さ。でも、人々との別れは、それぞれ心に残りました。
尚五郎も「忘れて前に進むしかない!」と叱咤激励して男を上げたし。『かけがえのない友(笑)』の証として、お守りも交換したし。どこかおままごとっぽいラブコメも終わりかと思うと、ちょっと寂しい気が。お守りをかざす尚五郎が、せつなかったです。
「考えてもわからぬときは、己の感ずるままに」っていうのは、母上ならではの言葉。於一の性格を熟知していると同時に、我子を信頼しているからこそ言えることなんだなと。
「そなたの母でいられるのも今宵限りじゃ」(T_T)
だけど、おいしいところを根こそぎかっさらっていったのは、やっぱり父上でしょう。菊本の遺体を罪人のように扱って怒ってみせたのも、自分の名を消し去りたいという菊本の気持ちをくんでのことではないかと思います。
於一をずっと避けたりとか、「そなたの父で、愉快であった」とか、庭での嗚咽とか、全部まことに父上らしい。心に沁みました。
さて来週は、お約束の『いぢめられるヒロイン』ってやつでしょうか?
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