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2005/10/01

秘太刀馬の骨 第6話「暗闘」

 最終回の衝撃、それはフェンシング。

 以下ネタバレです。

 ああ、最後の最後に、なんじゃあれは(T_T)

 どうしてフェンシングなんだ。日本刀は反りがあって重いし斬る刀なのに、なんのメリットがあるの?

 せっかく『馬の骨』が見られるっていうのに、奇抜な殺陣をしなくても。ふつーに立ち合えばよかったと思う。カンフーよりも、さらに原作に対する冒とくじゃ(--〆)

 あと、黒い幕をめくったら、ふたりが立ち会ってる橋が見えるっていうのもな~。その前後の舞台っぽい演出もひっくるめて、なんだかとってつけたみたい。

 立合いやセット、演出の斬新さをウリにするのなら、原作ものじゃなくて、オリジナルでやってほしい。原作ものでも、たとえば、山田風太郎だったらぴったりだったと思う。あと、柴田錬三郎とか。でもファンとしては、藤沢周平原作ではやらないでほしかったです。

 クライマックスまで、先週から引き続きの緊迫感に満ちていて、おもしろかったです。矢野道場の高弟たちが、銀次郎や半十郎と仲間というか友というかになっていたのも、ほほえましかった。一番うれしかったのは、沖山が死ななかったところかな(^^)

 秘太刀の継承者が藤蔵だってことは原作読んで知ってたので、小市慢太郎がまた見られる(^^)と楽しみにしていたのですが、期待通りかっこよかったです。最後は銀次郎にほほえんだのかな?顔の皮の下で(笑)あの場面、本当は斬り合いになるところなんでしょうが、そこは剣の虫どうし以心伝心「秘太刀のことはナイショにしとくからね」「お願いね」ってこと?

 銀次郎と半十郎が、秘太刀捜しのときの自分のおこないを反省してたのが、おもしろかった。『秘太刀に取り付かれたのじゃ』まさにそんな感じだったんでしょう。

 帯刀はあっけなく殺されちゃいました(長屋に行くときは、頭巾をかぶりましょう。面がわれてヤバイです)。最後に子どもの名を呼んだっていうので、いっぺんに悪党度がダウン(^_^;お墓におまんじゅうが供えられてたのを見て、しみじみ……。しかし、蚊帳の中で赤松の手をしっかり握り締め、見つめ合っていたのは、どういうことなんでしょう?別の意味でかなりアヤシかったです(^_^;

 杉江はかっこよかったです。いちばんかっこよかったかも(笑)

 銀次郎は多喜と江戸へ。「好きだ」と言えなくて、「一緒に江戸へ行こう」には爆笑(江戸まではとても遠いので、多喜、ちゃんと旅装をしましょう)。でも、結婚したら苦労しそうだな。銀次郎くんはマザコンなんだよ。

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コメント

ふみさとさん  TBさせて頂きました_(._.)_

赤松がフェンシングだったのにはさすがに辟易しました(-_-メ)...。

どうせ脚本を変えるなら銀次郎はカットして、半十郎役を内野にし、杉江の病気と秘太刀探し、藩内の政争といったものを半十郎一人でまとめても良かったような気がします(^^;
冷え切った夫婦の蟠り、杉江の閉ざされた心が徐々に開いて行く様とかを絡めれば面白かったように思えます・・・。

やはり銀次郎仕様に脚本改編はムリですねこの作品は・・・(^^;挙句の果てにトンデモ剣法で台無しの感が強く、とても残念です・・・。

投稿: 睦月兵馬 | 2005/10/02 18:46

どうも三味線屋です。TBしにまいりました。

ふみさとさんも睦月兵馬さんも原作を読破しているだけあって厳しい目で見られていて感服しました。
三味線屋も原作を読み始めて見ました。読み終わったらあらためて見直したいと思います。

投稿: 三味線屋 | 2005/10/02 19:18

 TBありがとうございますm(_ _)m

 こちらからもTBさせていただきましたm(_ _)m

>睦月さん
 フェンシングにはもう、びっくりです(^_^;
 ファンとしての本音を言うと、原作に忠実に映像化してほしかったですね~。

>三味線屋さん
 原作と映像は別物と、頭では理解しているのですが、感情的にちょっと……なんです(^_^;

投稿: ふみさと | 2005/10/02 21:16

原作を読んだのですが、杉江が使い手ではないでしょうか

投稿: BB64 | 2005/10/21 19:52

BB64さん こちらへも(笑)
その件で今ふみさとさんへレスしたばかりです。

ちょうどよかったので、此処へご見解を頂こうと思います。
ふみさとさんヨロシク(笑)

投稿: 睦月兵馬 | 2005/10/21 20:52

 私は藤蔵だと思います。ラストは杉江の病が癒え、苦労してきた半十郎の明るい未来を暗示して終わるエピソードだと思うのですが。なので、解説(文庫版)を読んだとき、ちょっと驚きましたです。

 ネットで調べてみましたが、もともとこの作品、オール読み物に掲載されていた時と単行本化されてた時とで継承者が違っていたらしいです。矢野家の下僕兼子庄六→矢野藤蔵という具合に加筆修正されたらしい。

 文庫版の解説の件も手伝ってか、ファンの間では、継承者についていろいろ意見があるようです。読まれた方それぞれの解釈があってよろしいのではないでしょうか。それもまた、読書の楽しみだと思いますので(^^)

投稿: ふみさと | 2005/10/21 21:32

ふみさとさん  どうもありがとうございました(^^)

私はてっきり杉江が小太刀の遣い手で最後その強さと胆力が鮮烈に描かれていたので、「どこの馬の骨かわからない者」という予想がつかない者だと思ったので、藤蔵だと最終的に継承者であっても別段おかしくないので「?」となってしまった次第です(笑)

あの解説にも惑わされました・・・(^^;

投稿: 睦月兵馬 | 2005/10/22 08:44

 いえいえ、どういたしまして。

 いろいろな意見があってよろしいかと(^^)いろいろ想像するのは楽しいですものね(^^)

投稿: ふみさと | 2005/10/22 16:12

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最終回。 ※このブログは「追記」機能が付いてないのでネタバレ御容赦願います。 帯 [続きを読む]

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» 秘太刀馬の骨 第六回『暗闘』 時代劇鑑賞録其ノ三十六 [三味線屋始末帳]
~あらすじ~ 銀次郎(内野聖陽)は半十郎(段田安則)に支えられ、北爪(高橋和也)の屋敷に駆け込む。銀次郎は帯刀(近藤正臣)を殺してでも領主と向坂家を守るよう父から命じられていた。7年前、秘剣「馬の骨」で家老の望月を殺したのは先代領主の刺客だった。望月が年貢を横領しているとの密告を受けた領主が刺客を放ったのだが、実は横領を望月に知られた帯刀が彼に罪を着せたのだった。真相を知った現領主は、側用人の石渡(今井朋彦)に横領の証人捜しを命令。帯刀はその動きを察して「馬の骨」の使い手を捜そうと銀次郎...... [続きを読む]

受信: 2005/10/02 19:15

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