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2005/09/19

義経 第37話「平家最後の秘密」

 母は強し!

 頼朝の許しなく官位をたまわった義経の処遇。頼朝は一計を案じますが、義経主従には全然通じてません。彼らはおおらかだからなあ。人がよいともいう。兄上みたいに謀略に長けてないんだよ(^_^; 

 とうとう景時の文が頼朝に届きました。けっ!チクリ魔人め。その上、なんと法皇様に神器を返しちゃった。頼朝はキレますが、人を見る目があるはずの頼朝が、どうして義経の行動パターンが読めないんでしょう。

 弟には懇切丁寧に説明してあげなきゃだめです。幼いころはお寺にいて、その後奥州でのびのび育ったのです。人を陥れたり出し抜いたりなどという芸当はできません。ひたすら兄上を慕っている義経があわれです。

 以前も思ったのですが、通信手段が発達していないこの時代、手紙は本当にまどろっこしい。電話さえあれば直接話ができるのに。

 「兄上!神器を取り返しました!」
「ご苦労であった。絶対に法皇様にはおわたし申し上げぬようにな」
「なにゆえですか?」
「われらが手元にあらば、朝廷と互角にわたりあうこともかなうゆえ」
「あったまいい!」
「そなたが阿呆すぎるのじゃ!」

 電話があれば歴史が変わったってことは多そうです(^_^;

 余談になりますが、ケータイのメールのやりとりも、けっこうけんかになることがあるらしい。文字の羅列には感情が込められないからみたい(^_^;

 徳子VS義経。親王を鎌倉に連れて行くなら、自分を殺してからにしろ。この言葉で、義経は確信したはずです。生き残ったのが安徳帝であることを。

 母の思いを義経は受け止めます。これからはこころおきなく親王様をいつくしんでください。ここで徳子もまた確信しました。真実を知った上で、義経はそれを己の胸におさめておいてくれるのだと。徳子は誓います。親王を仏門に入れることを。

 すごくいいシーンでした。タッキー義経ならでは(^^)

 だけどよく考えると、とりかえっこが実際にあったとしてもおかしくないですよね。人としてごく当然の行動。けっこう朝廷では公然の秘密だったりして……。でも、もしそうだとしたら、本物の守貞親王はかわいそうだな。

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コメント

若い女性には珍しく?時代劇ファンのようですね。私も池波正太郎の「剣客商売」も好きです。
さて、『義経』ですが、①清盛には「貿易立国」の野望があった。福原(今の神戸港)を拠点に中国から最新の技術を学び(盗み)、東南アジアに売りり付け、その差益で儲ける。(奥州藤原氏はすでに南宋と貿易をして掘り出した「金」で決済していた。)②頼朝は自分から立ったのではなく、周り(ほとんど元桓武平氏)から「調停役」として推戴され、鎌倉に「小朝廷」を造らされた。それは、日頃から所領争い(土地の分捕りあい)が絶えなかったから。当時、それを裁断するのは朝廷で、そこまでは、幾重にも人(武士・公家=特に藤原氏)を介し往復して裁断が戻ってくるには、時間と労力と費用が掛かった。
そのため、関東に「警察」と「裁判所」を造り、則決済・裁断を下すことが要求されていた。そのため、「侍所」「問注所」「守護」「地頭」などを設け、また「御家人制度」によって、主従関係をはっきりさせた。(たとえ、兄弟でも)その辺のところが分かっていないと「頼朝は冷たい」「義経はかわいそう」と思ってしまう。
「1,192年=いい国造ろう鎌倉幕府」はそういう意味で「画期的な」時代変換の年だったといえます。

投稿: ひらめき | 2005/09/19 06:39

せいさく0319と申します。
掲載されている日記を興味深く拝見させていただきました。事後の御連絡となりましたが、当方の記事にリンクをはらせていただき、日記を紹介させていただきました。

リンクをはらせていただいた件について、何か差しさわりがございましたら、その旨、御連絡ください。何分、ブログ初心者なもので、ご容赦ください。

また、よろしければ、今後とも、そちらのサイトを拝見させていただくつもりです。よろしくお願いいたします。

せいさく0319 
サイト名 気になるブログ10件
mail:noguchi0319@mail.goo.ne.jp 
http://plaza.rakuten.co.jp/kininaruburogu10/

投稿: せいさく0319 | 2005/09/19 06:47

義経は、頼朝みたいにちゃんとした武士の教育をうけているわけではなく独学で勉強した武将ですから、戦破り(漕ぎ手を射ってしまうetc)をしてしまっても仕方ないといえば仕方ないですよね。
それを梶原のオッサン(失礼!)が、頼朝に報告するとは、卑怯なり!

TBさせていただきます。

投稿: 進さん | 2005/09/19 11:31

>ひらめきさん
 くわしい解説ありがとうございますm(_ _)mなるほど、そういう背景だったんですね。
 時代劇は大好きです(^^)

>せいさくさん
 ご紹介いただきましてありがとうございますm(_ _)m
 今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

>進さん
 TBありがとうございますm(_ _)m
 数で劣り、船戦に不慣れな源氏が、なにがなんでも勝とうと思ったら、ああいう作戦もありの気がしますよね~。
 こちらからもTBさせていただきましたm(_ _)m

投稿: ふみさと | 2005/09/19 15:31

ふみさとさん  TBさせて頂きましたm(__)m

メールのやりとりけんか>
ありますよね(^^;顔文字ないものは、怒ってるのかわからないし、そっけなく感じたり・・・。また逆に自分はそう思ってないんだけど勘違いされたり・・・。若い女の子らの絵文字ぐちゃぐちゃメールの方がよほど難解で解読不明なのにね(爆)

すりかえ>
子を想う母親なら至極当然ありえることですよね。

投稿: 睦月兵馬 | 2005/09/22 19:27

 TBありがとうございますm(_ _)m

>メールのけんか
 文章がぶっきらぼうになってしまって、けんかになるらしいです(^_^;
 『絵文字ぐちゃぐちゃメール』は仕事柄よく見ます。っていうか、きます(笑)

 こちらからもTBさせていただきましたm(_ _)m

投稿: ふみさと | 2005/09/22 23:19

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