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2005/02/06

野望果たせず

 2月5日夕方祖母が亡くなりました。94歳でした。いわゆる大往生なんでしょうが、やっぱり悲しいです。

 祖母は高校の先生をしていたのですが、在職中はけっこう身体が弱かったみたいです。退職後、めきめき?と元気になり、ひょっとすると年金をいただいていた期間の方が、働いていた期間より長いのではと思います。

 思い出はたくさんありますが、私が教員試験を受けるとき、祖母が一緒に泊まってくれることになりました。教員や退職者が利用できるホテルに祖母が予約を入れてくれていたのです。当日チェックインすると、祖母はシングルをふた部屋予約していたことが判明。ツインにするかシングルにするか聞かれて、ツインをダブルと聞き間違えてしまい、いくらなんでも孫とダブルベッドに寝るのはね~と思ったらしい(爆)隣同士の部屋にしてもらったんですが、孫と同じ部屋で泊まるのを楽しみにしてた祖母は、がっかりしてました(^_^;

 試験が終わると、ショッピングに付き合わされました。詩吟の大会ではく靴を買うと言うのです。デパートの靴売り場で祖母はいすに座り、私がいろいろ持ってくる靴を、あれはいや、これはだめとおっしゃって、やっと決まったときには2時間近くが経過していました。大会から帰ってきた祖母に「おばあちゃん、靴どうだった?」とたずねると、「靴はくの忘れた」「え?」「忘れてスリッパはいたまま出ちゃったの」「うそ~(^_^;」

 教員試験には受かったのですが、学校の先生にはなりたくなくて蹴っちゃいました。ごめんね、おばあちゃん。

 祖母には野望がありました。息子や娘よりも長生きし、孫に面倒をみてもらうことです。子どものころ約束させられたのですが、ずっとそのつもりだったみたいです。数年前にも同じこと言われましたから。

 わがままでみえっぱりで、でもとってもとってもラブリーなおばあちゃんでした。

 「今までありがとう、おばあちゃんの孫でよかったよ」って耳元で言って、さようならをしました。聞こえたかな?

 blogの更新は2日ほどお休みしますm(_ _)m

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