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2005/01/30

優しい時間 第1話「雪虫」

 録画していた『優しい時間』の第1話を見ました。

 倉本聰の久しぶりの連ドラということで、期待しながら見たんですが、大満足(^^)

 エリート商社マンだった涌井勇吉(寺尾聰)は、2年前、息子拓郎(二宮和也)の運転ミスで妻めぐみ(大竹しのぶ)を失ってしまいます。勇吉は会社をやめ、妻の故郷である北海道の富良野へ移り住み、『森の時計』という喫茶店をひらく。拓郎は美瑛で陶芸の修行をしています。

 ほんと『優しい時間』を過ごした気がしました。こういうお話が書けるようになりたいな~。

 富良野の自然がすばらしいし、『森の時計』もすてき。なんでもこの喫茶店はドラマのために実際に建てちゃったらしく、収録が終わったら、実際に喫茶店として営業するらしいです。どっと人が押し寄せるだろうな。行ってみたい人は多いと思う。私は紅茶党で、コーヒーは飲まないんですが、コーヒー好きの人はたまらないだろうな。

 勇吉の元部下水谷夫妻(時任三郎、手塚理美)が訪ねてきます。水谷は会社をやめ、秋田で夫婦でペンションを開くのだと言います。でも、実は妻は病気で、あと2、3ヶ月しか生きられないのです。惚れ抜いて結婚したのに、自分は単身赴任で外国を転々として、計算したら15年の結婚生活のうち、いっしょに過ごした時間は5年弱だって。水谷は泣きます。俺は一体何をやってたんだろうって。

 妻を亡くした勇吉と、亡くそうとしている水谷。なんてせつなくてかなしいんだろ。

 人を死なせてしまった。しかもそれは自分のお母さん。拓郎の背負っている十字架はあまりにも重い。最愛の妻を奪ったのは最愛の息子。これもとってもシビアです。息子は、父は自分を決して許してくれないだろうと思っている。父は、連絡先を知っているのに会いに来ない息子に、自分に会いたくないんだなと思っている。ふたりとも、お互いに会うのがこわい。でも、お互いがお互いのことを思っている。『父と息子の再生の物語』だそうですが、これからどうなるのかすごく楽しみです。

 めぐみが出現して、勇吉と語り合う。こういうシーンが入っても、違和感がないのはさすがですよね。拓郎が作ったコーヒーカップ(勇吉は知らない)でいとおしそうにコーヒーを飲むめぐみ……。
 毎回ゲストの話を中心に描きながら、『父と息子の再生の物語』を作っていくという、おもしろいにきまってるドラマです。やっぱり倉本聰だな~(^^)

 娘が、自分より4つしか年下じゃないパチンコ王と結婚するっていう常連客。あいさつにきたけど、できちゃった結婚だって言われて、頭の中はもう真っ白。娘を見てたら、あの肌はついこの間まで俺に所有権があったのに、あいつに移ったって思った。こういうくすくすって笑いたくなるシーンも大好きです。

 予想通り、いや、予想以上の倉本ワールド。これからも楽しみです。

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