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2004/11/04

資料本

 私は本宅のHPで、『ER 緊急救命室』のFan Fiction(二次創作)を書いています。大好きなロケット・ロマノがドラマではあまり幸せではないので、幸せになるお話を書こう!と思ったのです。

 書き始めたのはいいのですが、問題は医療シーン。リアルな医療シーンがウリのERのFicを書こうというのですから、当然シロウトには無理があります。ERのビデオやDVDを見て医療シーンを書き抜き、自分なりの症例集を作り、参考にすることにしました。番組の中で飛び交っている医療用語は、普段見ているときはBGMのようなもの。テンブレードが何だろうが、32フレンチがどうしようが、ポッツがすべろうが関係ありませんでした。でも、いざ書くとなるとそれらがなにものなのか、一応わかっていないと書けない。ということに気がつきました。もっと早く気づけよと思ったのですが、あとの祭り。物語は書いてはUPする形式だったため、もう後戻りはできません。さあ、どうする?

 ありがたいことに、ERの医療用語を解説してくださっているサイトや本があり、そちらをまず、参考にさせていただきました。あとはいろいろ医療関係のサイトを検索。やがてそれでも足りないところがでてきて、自分で資料本を購入しました。現場から救急初療外来までの基本技術の本、外傷初期診療に関する本、手術法の本、メディカル英和辞典など。

 この中で一番役に立ったのは、手術法の本でした。この本は、外科領域共通の基本的な処置や手術手技、機器や材料などについて解説されています。ERでよく言われる「セントラルラインを入れて!」。このセントラルラインの入れ方もわかりました。手術シーンで、ロマノが患者の体内から血に染まった多量のガーゼを引っ張り出しているシーンをよく見かけて、あれは何?と思っていましたが、それは止血のためにつめこまれていたガーゼでした。それから、第6シーズンの6話で、『サワーブラッシュグリップで、上下大動脈の血流をさえぎる』という治療法が出てくるんですが、どこをはさむのかということも理解できました。ついでにこの時ケリーの恩師ローレンスが、マルッチに『水平マットレス縫合』を命じますが、これもどんな縫合なのか知ることができました。あと、器具が絵入りで載っていたのも、縫合糸の種類の解説も、大いに助かりましたし、その他いろいろ勉強になりました。

 これらのことがわかったからといって、それを反映できるほど自分の書く技術が発達していないのがカナシイのですが、まあ、何も知らないで書くよりいいかなと思っています。あ、もちろんまだわからないところはたくさんあります。いくら本を読んでも、シロウトには限界がありますものね。

 おもしろかったのは、資料本を購入するときに、ネットの書店でいろいろ検索したのですが、『これでひとりの当直も、もう安心!』みたいな本があって(笑)、利用者の声に『本当に役に立ちます!』とか書いてあったり(^_^;でも、救急車で運び込まれた交通事故の患者に、大丈夫ですよ、安心してくださいねとほほえみ……ちょっと失礼……カーテンの陰で、やっべえ、何で俺の当直のときに来るんだよ。とか思いながら白衣のポケットからマニュアルを引っ張り出して、えーと……落ちけ、俺……なーんていうのだったら、違う病院に行きたくなっちゃうかも(笑)

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