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2004/11/20

のだめカンタービレ

のだめカンタービレ(1)
二ノ宮 知子

講談社 2002-01
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 『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子著 講談社コミックス)をおとな買いしてしまいました(^_^;夏前、ネットを徘徊していて、どこかでこのマンガを知り、音大生の青春ものだって!おもしろそう!と思いました。やがて8巻と9巻だけ購入(ちょっと資料に(^_^;)なんておもしろいんだ!と感動したのですが、そのままになっていて……。そ~だそ~だもうそろそろ10巻が出てるはずだ。パリ編資料にほしいぞと本屋さんで探したらありました。おお!買おう!っと待てよ。どうして全巻買わないんだ?あ、ほんとだ!なんで今まで思いつかなかったんだろ。

 10冊一気に読みました。すごく幸せ。とってもおもしろかったし、感動しました。以前にも書きましたが、私は、家が子供の頃マンガ禁止だったので、マンガをあまり読まないで育ち、それの延長で、今もマンガを読む習慣はありません。でも、買ってよかった。知らないと損したぞって思います。

 登場するキャラがみんなひとすじなわではいかないへんなやつで、その筆頭は野田恵(のだめ)。『性格は無神経でずうずうしくて、何日も同じ服で、奇声を発する変な女』(千秋談)ですが、ピアノはすごい腕を持ってる。でも、本人は気づいてない。何でもできてみんなのカリスマ。性格はオレ様な千秋真一は指揮者を目指しているんだけど、なぜかのだめにふりまわされてる。このふたりを軸に話はすすむのですが、ギャグと感動シーンがおりまぜられてて、うるうるきた次の瞬間、吹き出すこともしばしば。このキャラ立ちはっきり登場人物たちと、感動に笑いが合いの手入れてるのが私にはすごくつぼです。

 のだめと千秋の関係が、また微妙でおもしろい。のだめは千秋が大好きですが、自分が千秋と一緒にいる資格、同じ夢をみる資格があるのか、いつもそれを思うみたいです(あんなに脳天気そうに見えるのに。そしてそれを千秋が気づいてなくて、けっこうにぶちんな千秋(^_^;)。千秋は最初のだめの才能にひかれるんだけど(これは千秋の特徴らしい)、やがて、のだめ自身にひかれていきます(本人は絶対否定するだろうけど)。そして最近では、なくてはならない人になりつつあるみたい(本人は絶対認めないだろうけど、のだめが千秋の心のささえになってる)。この微妙な関係がどうなっていくのか、そして、ふたりがどういうふうに世界にはばたいていくのか、それが楽しみです。

 音楽を絵であらわすってすごく難しいことだと思うのですが、音があふれてる。すごいなあと思います。あと、音楽の世界の特異性とか、そこに集う人々の普通とはちょっと違う常識とか、就職難とか試験対策とか、悩みとか情熱とか、いろいろ垣間見ることができて、それも興味深いし、おもしろいです。

 読んだあと、クラシックをいっぱい聴きたくなりました。

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