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2004/11/01

男の子の言い分

 小学校4年生くらいになると、男の子たちは口をそろえて言います。「最近、女子、わけわからん」ついこの間まで、みんなで仲良く遊んでいたのに、女の子同士でこそこそと、文通や交換日記などをしているのです。何を書いているのかのぞこうとすると、「あっちへ行って!」と拒絶される。毎日学校で会って話をしているのに、まだそれ以上手紙や日記に書くことがあるということが、男の子には理解しがたいらしい。

 口げんかも女の子にかなわなくなります。男の子のボキャブラリーは貧困ですが、女の子の口のまわることといったら。それに、相手は自分が忘れてしまっているささいなことも、きちんと覚えているのです。「あんた、1週間前の掃除の時に、こうこうこういうことしたやろ!」そう言われても、記憶がない。そして、ケンカの最中に女の子は言う。「あんたが今日の体育の時間にこういうこと言うからやんか!」男の子はあっけにとられます。怒っていたのは、1週間前の掃除の時間のことだったはずだ。それがなぜ、今日の体育の時間の話になるのだ?彼はまだ知りません。この『記憶力のよさ』と『論理の飛躍』には、その後一生、悩まされ続けることになるということを。

 男の子の最後の砦である腕力も、やがて女の子にはかなわなくなります。小学校の5、6年は、女の子の方が体格がよい。男の子たちは言います。「女子を1発たたいたら、5発返ってくる。めっちゃ痛い」そして、時々泣きそうになるらしい。女の子にたたかれて、涙目になってる男の子。なんてかわいそうなんでしょう。

 中学生のお兄ちゃんによると(うちの塾は個別指導なので、同じ時間に小学生から高校生まで一緒に勉強してます)、状況は中学生になっても変わらないらしい。もしかしたらもっと悪いかも。口げんかでは、もちろんもうぐうの音もでません。男の子は女の子より大きくなっていますが、もし、女の子をたたいたりしたら大変です。女の子たちに取り囲まれて糾弾される。「男のくせに、女子をたたくなんて、最低やわ!」そのくせ、自分たちは平気で男の子をたたくのです。そこに矛盾を感じつつも、「やっぱり女子のことはたたけんよな。俺たち男やし」と言ってる男の子たちは、ちょっとけなげだったり。

 高校生になったら事態は好転するのではという期待もむなしく、まったく一緒だとのこと。さすがに暴力はふるわれないけれど、「女子は強いですね」のひとこと。ためいきをつく男の子たちでありました。私は心の中でにんまりします。それはきっとね~、大人になっても、結婚しても、おじいさんとおばあさんになっても、きっとず~っと変わらないよ。だって、自分たちのまわりを見てごらん。

 それに対して女の子の男の子に対する評価は、小学校の4年生から高校生まで、見事なほど一貫してます。
 「男子って子ども~!」

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