島田紳助暴行事件
まず最初にお断りしておきますが、私は島田紳助に同情しているわけではありませんし、被害者の女性に反感を持っているわけでもありません。どんな理由であれ、暴力をふるうことはいけないことだと思います。あと、事件については、ネットのニュースを読んで、謝罪会見をちらっとテレビで見ただけです。
暴力をふるわれて、訴えるというのはわかります。個人としては。でも、社員としてはどうでしょう?紳助はいわば吉本の商品で、しかもトップクラスの看板商品。訴えるというのは、その商品価値を地に落とす行為です。当然売れ行きは落ちるし、謹慎中の番組出演停止により、賠償金をテレビ局に払わなくてはいけないかもしれません。当然、会社は大損をこうむります。それに、自分のお給料の一部は紳助が稼いでくれているのです。自分の首、自分でしめてるやん(^_^;)
私の、吉本という会社に対するイメージのひとつに、『ケチ』というのがあります。花月の売店でおばあさんたちがおせんべいを買って、よく芸人さん達の楽屋へ差し入れてくれる。しばらくすると係の者がおせんべいを回収して、また売店に並べる。とか、夏冷房がきいて、売店のアイスクリームの売れ行きが落ちると、冷房の設定温度を2、3度上げる。とか、以前会長さんが亡くなったとき、お葬式には当然所属する芸人が参列するので、芸を見せて、一般の参列者からお金を取ろうという話があった。とか、よく漫才や落語のネタにされていますよね。
そんな吉本の、タレントに殴られた時の正しいマネージャーのあり方ってのは、こんな感じ(笑)?
~テレビ局にて~
「鼻血でてますやん。うわ、顔もはれてるがな。どないしたんですか?」
「そこで転んだんです。たいしたことありません」
「うそや、僕見ましたで。鉄(架空の芸人の名前)にどつかれてたの」
「あれは違いますねん。ネタの練習なんですわ」
~会社へ帰って~
「どないしたんや、その顔」
「鉄にどつかれましてん」
「お前なんかゆうたんか」
「はあ、ちょっといらんことを。すんません、部長」
「ドアホ!給料1ヶ月カットやな」
「そんな殺生な」
「ほお、口答えするんか。マネージャーの代わりなんて、いくらでもおるんやで」
「いえいえ、文句なんてとんでもない」
~鉄を呼び出す部長~
「こら、鉄。山田(マネージャーの名前。もちろん架空)をどついたんやて?」
「はあ、すんません」
「ドアホ!いったい何べんゆうたらわかるんや!罰として、1ヶ月休まんと働け」
「そんな殺生な」
「ほお、そんなに休みがほしいんなら、ず~っと休みにしたろか?」
「いえいえ、喜んで働かさしてもらいます」
もしかして今回の事件、しっかり社員教育をしなかった吉本に非がある?
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